EURO2020 決勝トーナメント ベスト16 4日目

・イングランドvsドイツ
イングランドはこれだけのメンバーなのにアイデアのないプレーを繰り返すばかりで相変わらずの塩サッカー。
グループリーグではすごく面白かったドイツもディフェンス重視になっちゃって、お互い後傾姿勢でプレスはせず、低い位置でボールを奪ってカウンター狙い、の繰り返し。
しょっぱいイングランド相手にドイツがアグレッシブに攻め込むと期待していたのに、イングランド以上の塩サッカー・・・。
ちょっと盛り上がりづらいです・・・。
メンバーでは劣っている分を走ってカバーするから応援してたのに、お前もオランダと一緒か！！！
ポゼッションサッカーというほどのレベルでもなく、何がしたいのか不明。
とドイツに裏切られた感じで前半終了。
後半に入っても同じことの繰り返しで、スタジアムの大歓声が子守唄に聞こえてきた75分頃にようやく目の覚めるような連携が繋がりスターリングのゴールでイングランドが先制。
初めてくらいの人数をかけた攻撃だったけど、これを繰り返されたら驚異だと思うんだけどなぁ。
直後の80分すぎにはスターリングの気の抜けたパスミスからミュラーがGKと1対1というチャンスを作るが、外す！！
おいおい、お前がそれ外すんかーい！！
最大のピンチを凌いだイングランドは気を引き締めて攻め入り、ようやくケインが素晴らしいヘディングで今大会初ゴールを決めて2-0！！おめでとう！！
なぜか走らなくなったドイツはこうなると最後まで単調な縦ポンを放り込むしかなく、時間を余らせて敗退決定。
前半あれだけつまらなくても時間が少なくなれば楽しいのがユーロ。
ぜんぜんいい試合じゃなかったけどね。
せっかくイングランドがドイツに勝ったのに記憶に残らなそう。
つまらなかった要因は、両チーム共に普段以上の力を見せた選手が存在しなかったこと。

これで死のグループFから進出したドイツ、フランス、ポルトガルはすべてトーナメント1回戦で姿を消すことになりました。
とりあえずイギリス人の友人に「ドイツとユーロらしくないつまらない試合やって勝っておめでとう」と祝福メールを打ちました。

・スウェーデンvsウクライナ
前の試合のおかげですっかり眠くなったけど、更に眠さが増す試合。
両者消極的な上に後半途中で足が止まって動きが少なく、前の試合の流れもあってスマホいじりながらチラ見してました。
ハードな当たり方でしょっちゅう選手が倒れて試合が止まり、観る側にとってリズムが悪い。
ゴールシーン含めいいシュートはけっこうあったのに、なぜか流れに乗り切れないのがやっぱり観ててきついなと思っているうちに1-1のまま延長戦に突入。
延長前半にスウェーデンがレッドカードで一人退場。
そこからようやくウクライナが攻め入りはじめるが、精度が悪く期待感が沸かない。
もうPK戦でいいやと諦めかけた120分にウクライナがこれまた見事にゴールを決めて勝ち越し！！
劇的なはずなのにそれまでが観てるのキツすぎてダイジェストで観た方が絶対よかった試合。
それでもウクライナにはおめでとうと言いたい。

「勝ちたい」よりも「負けたくない」が全面に出ちゃうと観てる側にも忍耐が必要になってきついんだと今日の2試合を観て思いました。