EURO2020 決勝トーナメント ベスト16 2日目

拍手、拍手。

・オランダ vs チェコ
グループリーグではいい内容だったオランダが、まさかの期待はずれ。
走り回るチェコを相手に、走らない、スピード感なし、パスミス多い、というガッカリ具合。
どうにも噛み合わないオランダはデ・リフトがしょうもないハンドで1発レッドもらって退場しちゃう始末。
人数が減ったオランダ相手にチェコは先制に成功。更に追加点。
オランダがイライラしてプレー雑さに輪がかかってくると完全にチェコムードのまま0-2で試合終了。
オランダのグループリーグでの内容の良さはなんだったんだろう。
決して一人減ったのが敗因でなく、試合の入りからしておかしかったです。
コンディション不足なのか、メンタル的なものなのか。
チェコは最初から最後までボールを追いかけ回して、やれることをやりきったでしょ！！
内容でも完全に上回ってアップセットを達成したチェコはほんと痛快でした。
シックはいい選手だなと思いました。


・ベルギー vs ポルトガル
ここまで3試合で失点6のポルトガルと失点1のベルギー。
ポルトガルは相変わらずプレーミスが多いジョッタ先発で不安。
デ・ブライネが中盤にいる今大会の完全体ベルギーは確かに強い。
でもポルトガルにはブルーノ・フェルナンデスがいるぞ！！パフォーマンス低くて先発外れてるけど。
試合前からの完全にベルギー有利予想の通りで試合は展開。
ポルトガルはこれまでと変わらずスピードがなくチャレンジが少ない低調な内容。
クリロナとレナト・サンチェスのパフォーマンスの良さだけが目立つのも一緒。
スピード感のない両ウイングがベルギーの高さに封じられる散発的なポルトガルの攻撃に対してベルギーはのびのびと余裕を持った連携プレーでいい内容。
ルカク、デ・ブライネ、が絡んだ速攻も迫力満点。
そして組織的な守備連携ができてないポルトガルの鋤をついて弟アザールが見事なミドルシュート！！
盛り上がるシュートでした！！

後半開始直後にデ・ブライネが足を負傷して離脱したのはベルギーとフットボールファンにとって大きすぎる痛手。残念だし心配。
それでもベルギーは変わらずスピーディーで迫力のある攻撃で緩むことなし。さすが。
ポルトガルの遅い攻撃とは対照的で期待感アリ。
ベルギー守備陣は連携がよく、ポルトガル攻撃陣が崩せるイメージが沸かない。
ブルーノ・フェルナンデスと今大会初登場のジョアン・フェリックスが出てきてポルトガルが形よく攻撃できるようになるが、低調なプレーで終わる感じで惜しいシーンを作れなくて残念。
特にジョッタの残念さが目立つと思ったらやっぱり交代。遅いってか、先発から外してよかたレベル。
クリロナ、レナト・サンチェス、ジョアン・フェリックス、アンドレ・シウヴァ、とようやく今大会のベストメンバーが揃った！！と思ったら後半も半分すぎてた。
そして最後の交代カードでレナト・サンチェス交代。
ポルトガル監督の采配が理解できない。
そしてなぜかお互いに荒くなってイエローカード乱舞と共にお互いいいシーンを作り出して一進一退の攻防！！
面白くなってきた！！これだよこれ！！ユーロに求めていたのはこういう展開だよ！！
アザール交代でベルギーが辛くなってくると、どうにか逃げ切りたいベルギーは時間稼ぎ開始するもポルトガルが今大会初めて必死のプレーで猛攻。
そして最高に楽しい時間が終わり、優勝予想していたポルトガル敗退。
今日のブルーノ・フェルナンデスはいいプレーしてただけに残念。

敗因は完全に監督の先発メンバー選び。