EURO2020 決勝トーナメント ベスト16 4日目

・イングランドvsドイツ
イングランドはこれだけのメンバーなのにアイデアのないプレーを繰り返すばかりで相変わらずの塩サッカー。
グループリーグではすごく面白かったドイツもディフェンス重視になっちゃって、お互い後傾姿勢でプレスはせず、低い位置でボールを奪ってカウンター狙い、の繰り返し。
しょっぱいイングランド相手にドイツがアグレッシブに攻め込むと期待していたのに、イングランド以上の塩サッカー・・・。
ちょっと盛り上がりづらいです・・・。
メンバーでは劣っている分を走ってカバーするから応援してたのに、お前もオランダと一緒か！！！
ポゼッションサッカーというほどのレベルでもなく、何がしたいのか不明。
とドイツに裏切られた感じで前半終了。
後半に入っても同じことの繰り返しで、スタジアムの大歓声が子守唄に聞こえてきた75分頃にようやく目の覚めるような連携が繋がりスターリングのゴールでイングランドが先制。
初めてくらいの人数をかけた攻撃だったけど、これを繰り返されたら驚異だと思うんだけどなぁ。
直後の80分すぎにはスターリングの気の抜けたパスミスからミュラーがGKと1対1というチャンスを作るが、外す！！
おいおい、お前がそれ外すんかーい！！
最大のピンチを凌いだイングランドは気を引き締めて攻め入り、ようやくケインが素晴らしいヘディングで今大会初ゴールを決めて2-0！！おめでとう！！
なぜか走らなくなったドイツはこうなると最後まで単調な縦ポンを放り込むしかなく、時間を余らせて敗退決定。
前半あれだけつまらなくても時間が少なくなれば楽しいのがユーロ。
ぜんぜんいい試合じゃなかったけどね。
せっかくイングランドがドイツに勝ったのに記憶に残らなそう。
つまらなかった要因は、両チーム共に普段以上の力を見せた選手が存在しなかったこと。

これで死のグループFから進出したドイツ、フランス、ポルトガルはすべてトーナメント1回戦で姿を消すことになりました。
とりあえずイギリス人の友人に「ドイツとユーロらしくないつまらない試合やって勝っておめでとう」と祝福メールを打ちました。

・スウェーデンvsウクライナ
前の試合のおかげですっかり眠くなったけど、更に眠さが増す試合。
両者消極的な上に後半途中で足が止まって動きが少なく、前の試合の流れもあってスマホいじりながらチラ見してました。
ハードな当たり方でしょっちゅう選手が倒れて試合が止まり、観る側にとってリズムが悪い。
ゴールシーン含めいいシュートはけっこうあったのに、なぜか流れに乗り切れないのがやっぱり観ててきついなと思っているうちに1-1のまま延長戦に突入。
延長前半にスウェーデンがレッドカードで一人退場。
そこからようやくウクライナが攻め入りはじめるが、精度が悪く期待感が沸かない。
もうPK戦でいいやと諦めかけた120分にウクライナがこれまた見事にゴールを決めて勝ち越し！！
劇的なはずなのにそれまでが観てるのキツすぎてダイジェストで観た方が絶対よかった試合。
それでもウクライナにはおめでとうと言いたい。

「勝ちたい」よりも「負けたくない」が全面に出ちゃうと観てる側にも忍耐が必要になってきついんだと今日の2試合を観て思いました。

パスタはオードブルでパフェがメイン

相手のやり方が気に入らない
　↓
従いたくない
　↓
「相手は間違ってるのだから逆のことをするのが正しい」と思い込む


コロナやオリンピック関連のニュースを見てると、相手と自分の考えがどちらも間違っているケースを想定できてないからこんな斜め上の論法になるんだな、と最近よく思う。

EURO2020 決勝トーナメント ベスト16 3日目

なんかもう楽しすぎて楽しすぎて。

スペインはクロアチアに苦戦して、フランスはスイスに大苦戦して。

・クロアチアvsスペイン
満身創痍のクロアチアが粘りに粘る。
スペインも泥臭く攻め続け見応えのありすぎる試合。
スペイン勝利かと思った後半アディショナルタイムに、クロアチアの見事なゴールでまさかの延長戦。
延長に入ってもクロアチアペースかと思いきや、モラタが魅せてくれ勝ち越し！！
その後も両チームが力をぶつけ合う凄い展開。
3-5という結果が信じられないくらいに、なんでクロアチアがここまで粘れるのか信じられない。
そしてそのクロアチアに対してスペインが真正面から叩き潰したという感じもあり、とてもとてもとてもいい試合だった！！
それしか言えねぇぇぇぇぇ。
フットボール好きなら絶対に見るべき名勝負。

・フランスvsスイス
個々の能力は明らかに下なのにスイスは相変わらず組織的で素晴らしい試合内容。
フランスの速攻は驚異だけど、フランスのレベルから考えたら物足りないプレーがところどころあり、スイスと比べると個々の能力に頼りすぎてアイデアが足りなかったように感じた。
フランスの実力が上なのは分かりきったことだけど、必死さに大きな差。
スイスのまさかの先制から、0-1、3-1、3-2、そして90分にスイスが同点ゴールを決めちゃうというスコアの流れは奇跡的。
延長戦に入ってもスイスが粘りまくって今大会初のPK戦。
全員成功で迎えたフランス5人目のエムバペがPK失敗でスイス勝利という劇的さ。
今後エムバペを語るときには必ず挙げられることになる一試合になりました。
思わず「ザマァwww」と言いたくなる、こんなにも痛快な脚本考えたの誰よ！！！！
なんというか、フランスは「縦ポンしてりゃ勝てる」って慢心？

ユーロってこういうことだから、という楽しさ満載の奇跡的で芸術的な試合を連続で堪能できてとんでもなく贅沢でした。
全員がハードワークできるチームはほんとに魅力的。

ポルトガル、フランス共に「試合全体を通じて全員がハードワークする」から掛け離れた戦い方をした国が負けたと言わざるを得ない。
イタリア、ドイツ、スペイン、はきっちりボールを追いかけ続けてお見事だったもんなぁ。
すると・・・明日のイングランドはドイツに苦戦しそう・・・？

Windows11に挑み、そして無残に散った

Windows11が発表されたので、パソコンオタクとしては早速試してみようと思いました
。
fTPM 2.0とセキュアブートをBIOSにて設定し、OSからも確認。
チェック用のアプリをダウンロードして準備完了、いくぜ！

「しょぼいCPU使ってんじゃねーよwwwお前にはWindows10がお似合いだわwww」だそうです・・・。
Ryzen 7 1700でダメなのか・・・。要件が厳しすぎ。





※今日の教訓
別に急いで導入する必要はないから、と自分に言い聞かせる

EURO2020 決勝トーナメント ベスト16 2日目

拍手、拍手。

・オランダ vs チェコ
グループリーグではいい内容だったオランダが、まさかの期待はずれ。
走り回るチェコを相手に、走らない、スピード感なし、パスミス多い、というガッカリ具合。
どうにも噛み合わないオランダはデ・リフトがしょうもないハンドで1発レッドもらって退場しちゃう始末。
人数が減ったオランダ相手にチェコは先制に成功。更に追加点。
オランダがイライラしてプレー雑さに輪がかかってくると完全にチェコムードのまま0-2で試合終了。
オランダのグループリーグでの内容の良さはなんだったんだろう。
決して一人減ったのが敗因でなく、試合の入りからしておかしかったです。
コンディション不足なのか、メンタル的なものなのか。
チェコは最初から最後までボールを追いかけ回して、やれることをやりきったでしょ！！
内容でも完全に上回ってアップセットを達成したチェコはほんと痛快でした。
シックはいい選手だなと思いました。


・ベルギー vs ポルトガル
ここまで3試合で失点6のポルトガルと失点1のベルギー。
ポルトガルは相変わらずプレーミスが多いジョッタ先発で不安。
デ・ブライネが中盤にいる今大会の完全体ベルギーは確かに強い。
でもポルトガルにはブルーノ・フェルナンデスがいるぞ！！パフォーマンス低くて先発外れてるけど。
試合前からの完全にベルギー有利予想の通りで試合は展開。
ポルトガルはこれまでと変わらずスピードがなくチャレンジが少ない低調な内容。
クリロナとレナト・サンチェスのパフォーマンスの良さだけが目立つのも一緒。
スピード感のない両ウイングがベルギーの高さに封じられる散発的なポルトガルの攻撃に対してベルギーはのびのびと余裕を持った連携プレーでいい内容。
ルカク、デ・ブライネ、が絡んだ速攻も迫力満点。
そして組織的な守備連携ができてないポルトガルの鋤をついて弟アザールが見事なミドルシュート！！
盛り上がるシュートでした！！

後半開始直後にデ・ブライネが足を負傷して離脱したのはベルギーとフットボールファンにとって大きすぎる痛手。残念だし心配。
それでもベルギーは変わらずスピーディーで迫力のある攻撃で緩むことなし。さすが。
ポルトガルの遅い攻撃とは対照的で期待感アリ。
ベルギー守備陣は連携がよく、ポルトガル攻撃陣が崩せるイメージが沸かない。
ブルーノ・フェルナンデスと今大会初登場のジョアン・フェリックスが出てきてポルトガルが形よく攻撃できるようになるが、低調なプレーで終わる感じで惜しいシーンを作れなくて残念。
特にジョッタの残念さが目立つと思ったらやっぱり交代。遅いってか、先発から外してよかたレベル。
クリロナ、レナト・サンチェス、ジョアン・フェリックス、アンドレ・シウヴァ、とようやく今大会のベストメンバーが揃った！！と思ったら後半も半分すぎてた。
そして最後の交代カードでレナト・サンチェス交代。
ポルトガル監督の采配が理解できない。
そしてなぜかお互いに荒くなってイエローカード乱舞と共にお互いいいシーンを作り出して一進一退の攻防！！
面白くなってきた！！これだよこれ！！ユーロに求めていたのはこういう展開だよ！！
アザール交代でベルギーが辛くなってくると、どうにか逃げ切りたいベルギーは時間稼ぎ開始するもポルトガルが今大会初めて必死のプレーで猛攻。
そして最高に楽しい時間が終わり、優勝予想していたポルトガル敗退。
今日のブルーノ・フェルナンデスはいいプレーしてただけに残念。

敗因は完全に監督の先発メンバー選び。

EURO2020 決勝トーナメント ベスト16 1日目

やっぱり負けたら終わりの決勝トーナメントは面白いね！！！

・ウェールズ vs デンマーク
モチベーションMAXのデンマークが気の抜けたウェールズを圧倒し、4-0で勝利。
ウェールズはプレーが単調で連携がなさすぎ。
デンマークはグループリーグ連敗スタートという絶体絶命だったのに観語な連携プレーを連発！
今のウェールズでは何回やっても勝てないだろうと思わせるくらいに気合いの差がありました。

・イタリア vs オーストリア
予想が当たったようで外れたまさかの名勝負でした。
オーストリアが粘りに粘りまくり0-0のままイタリアを延長戦まで引きずり込むことに成功。
延長戦で2-0になっても諦めずプレーし続け、ここまで無失点のイタリアから1点をもぎ取り、必死に同点を求めて走り続ける姿は感動的。
イタリアも露骨な時間稼ぎのようなことをせず、最後まで全力で戦ったことで生まれたのが圧倒的な満足感でした。
両者が全力を振り絞ったことで生まれた素晴らしい試合で今大会ベストバウト候補。

「かんたん、便利なスマホ決済」なのにd払えないんです

金曜日の深夜にネットで物色して欲しいもんを購入手続きしました。
決済方法はクレジットカードが選べないお店だったので、目についた「d払い」を選択。
コンビニでは利用してるけどネットでのd払いは初めて。

何やらd払いの場合はあとからメールでURLが送られてくるのでそれに従って決済してくれとのこと。
自動での確認メールにURLはなく、土曜日のお昼ごろに決済URL記載のメールが到着。
URLをクリックし決済手続きを開始。
さくっとね！

「本人認証に失敗しました」とのエラーが表示され決済が失敗しました。

え？
意味が分からず調べると、ネットでのd払い(クレカ)では本人認証(3Dセキュア)というものに対応したクレカでないと駄目なようです。
ドコモのカードなんだけどなぁ・・・。

d払いでの支払い方法には「電話料金合算払い」もあるのでやり直し。
と思ったらURLは一回きりの使い切りらしく、クリックしても有効期限切れになってました。
おいおいそりゃないぜ、と思いショップの購入履歴を確認してみると「キャンセル」になってました。
慌ててお店に電話。土日も対応してるお店でよかった。
事情を説明したところ、すぐに決済用URLを再発行してメールを送ってくれました。
そして今度は「電話料金合算払い」を選んで無事に手続き終了。

念の為にショップの購入履歴から注文ステータスを見てみると「決済待ち」の表示。
あれ？
結局土曜日の深夜になっても「決済待ち」のままでした。

日曜日になって、なんとなくd払いのアプリから履歴を確認してみました。
すると、d払いのステータスが「処理中」となってます・・・。
なにこれ？
d払えてないの？
決済完了できてないってことだよね？
だってポイントも0だし。

さすがに「ahamo契約だから合算払いできない」なんてことはないよね？
できないようなら普通は選べないになってるよね？

どうなってんのやら・・・。



※今日の教訓
「かんたん、便利」だけど不安なスマホ決済

いよいよEURO2020 決勝トーナメント開始かあ

いよいよユーロ2020の決勝トーナメントが始まります。
とりあえずここまでのおさらい。

■グループA
予想
1位イタリア、2位スイス
結果
1位イタリア、2位ウェールズ、3位スイス、4位、トルコ

■グループB
予想
1位ベルギー、2位ロシア
結果
1位ベルギー、2位デンマーク、3位フィンランド、4位ロシア

■グループC
予想
1位オランダ、2位北マケドニア
結果
1位オランダ、2位オーストリア、3位ウクライナ、4位北マケドニア

■グループD
予想
1位イングランド、2位クロアチア
結果
1位
イングランド、2位クロアチア、3位チェコ、4位スコットランド

■グループE
予想
1位スペイン、2位ポーランド
結果
1位スウェーデン、2位スペイン、3位スロバキア、4位ポーランド

■グループF
予想
1位フランス、2位ポルトガル
結果
1位フランス、2位ドイツ、3位ポルトガル、4位ハンガリー


まったく当たってねぇぇぇぇ。
まさかここまで予想が当たらないとはなぁ・・・。
予想できないからEUROは毎回面白いんだけどさ！

今回予想が当たらなかった要因
・コロナ渦による有力選手の欠場
・年間試合数が多いことによる有力選手のコンディション不足
・会場が各国に散らばってホームアドバンテージの有無が大きかった
・ただの知識不足

今回のEUROグループリーグは結果はともかく全体的に内容が前回より面白くない感じ。
もっと必死で熱い試合を観たいのよ！！！
決勝トーナメントに入ってら気合いも変わって面白くなると思うけどさ。
イタリア、ドイツ、スウェーデン、オランダ、クロアチア、デンマークあたりはここまで面白い試合してたから特に期待。

優勝予想としてしまったポルトガルは辛うじて3位通過したものの決勝リーグ初戦でベルギーと対戦。
同じブロックにはイタリア、フランス、スペイン、が同居という・・・。
が、がんばれ・・・。

EURO2020 グループF ポルトガル vs フランス

いよいよグループリーグのクライマックス！！
最大の注目は今大会で引退するという主審のマテウ・ラウスさん。
CL決勝での毅然としたレフェリーで、ファンになりました。

驚いたのはポルトガルのオーダー。
1戦目、2戦目、とまったく機能しなかったブルーノ・フェルナンデスがスタメン落ち。
あのパフォーマンスじゃ仕方ないとはいえ寂しいものがありますなぁ・・・。
今大会の主役になると期待していたのに。
代わりにレナト・サンチェスがスタメン！！
いやっほーう。

ポルトガルのプレスが甘いのはこれまでと一緒。
連携がよくないままに見えるけど、これまでよりもよくパスを回してる感じ。
やっぱり組み立て大事。
でもこれだけプレスに差があるとポルトガルはドイツ戦の二の舞になっちゃいそうな予感。
何度もGKのルイ・パトリシオまでボールを戻させられるのはキツそう。

そしてカンテのファウルで得たフリーキックでダニーロがロリスと接触。
カウンターでロケットパンチを食らったような形になって危ない場面でした。
当然のようにクリロナがPKを決めてポルトガルが先制。
ダニーロがこれまでの試合で一番働いたのはこのシーンだと思うので、これで交代しても良かったと思う。
トラップが下手でボールロストが多かった印象。

フランスはよくボールを追いかけ回すもののなかなかチャンスが作れず。
先制されて前のめりになるかと思いきや、特に姿勢は変わらず冷静。
慌てず丁寧にボールを回してチャンスを伺う王者の風格。
普通にやってれば勝てるとでも言いたげ。
そして前半が終わろうかというところでエムバペがなんとも言えない怪しい転び方でPKゲット。
これをベンゼマが決めて同点。
フランス代表で嫌いな2人なのでこれ以上のコメントなし。

ポグバは相変わらず。
アリバイ作りかのようにチンタラ走ってるくせにボール持てばすごいとこにパスを通すのはお見事すぎ。
カンテはカードもらっても勇敢に守りすぎ！！
フランスの中盤は正反対くらいに個性的な二人が見事に噛み合っていて見てて楽しいのは相変わらず。
この二人は絶対仲いいと思う。

後半開始早々にポグバのとんでもないパスからベンゼマがゴールして逆転。
フランスの速さを忘れた守備陣の連携ミスだけど、そのミスを逃さないのはさすが。嫌いな選手だけど。
前半の終了間際まではいい流れだったのにボロが出始め。
カンテとグリーズマンが守備に走り回るフランスとは対照的。

しかしフランスも流れを掴みきれず。
後半10分もしないうちにハンドでポルトガルがPKゲット。
クリロナがあっさりと決めて同点。
クリロナのフリーキックは期待感ゼロだけど、PKは佇まいを含めて芸術的。

同点になって両チーム安全に引き分け狙いになるかと思いきや、一進一退の攻防が始まった。
特にフランスが攻撃の枚数を増やして猛攻。
しかしポルトガルも必死のディフェンス。
いやー、面白い。
てか、最初からこれやってくれ！
後半途中から出場したブルーノ・フェルナンデスは、少しは調子が戻ってきた感じ。
残り10分くらいになって、ドイツvsハンガリーが引き分け濃厚になると、両チームともボール回して引き分け狙い。
一番の山場がなんとも締まらないドロー決着。

両チーム合わせてPK3つってのが、今大会いまいち乗り切れていない両チームを表してると思う試合でした。

Mirakurun&EPGStation&Amatsukaze環境構築手順(自分用メモ)

※2022/01/19
チューナーをPX-MLT8PEに変更したのでまとめ直し
https://kenbin.blog.ss-blog.jp/2022-01-19


"Mirakurun"は偉大なり。
TVサーバーの録画環境を"EPGStation"に変更。
同時に"Amatsukaze"も導入した。
以下に自分用のメモ。

■チューナー
PLEX PX-Q3PE

■構築環境
OS: Windows10

A　単純なリアルタイム視聴環境（テスト用）
TVTest(Bondriver_BDA)

B　リアルタイム視聴環境（テスト用）
BonRecTest(Bondriver_BDA)　→　Mirakurun　→　TVTest(BonDriver_Mirakurun)

C　録画環境
BonRecTest(Bondriver_BDA)　→　Mirakurun　→　EPGStation　→　Amatsukaze

※リアルタイム視聴は"EPGStation"を利用してブラウザベースで視聴できるようになったため"TVTest"は不要になったが動作確認や検証のために導入。


[Development environment]

- Node.js
https://nodejs.org/dist/

- Git
https://git-scm.com/downloads

- Windows-Build-Tools（※Node.jsに付属するので不要）
https://www.npmjs.com/package/windows-build-tools



[BonRecTest]
https://github.com/rndomhack/BonRecTest

- BonDriver(radi-sh)
https://github.com/radi-sh/

- libaribb25.dll（B25Decoder.dll）
https://github.com/epgdatacapbon/libaribb25

- 動作確認

BonRecTest.exe --decoder B25Decoder.dll --driver BonDriver_PX_Q3PE_T.dll --output test.ts -channel 14

[Mirakurun]
https://github.com/Chinachu/Mirakurun/blob/master/doc/Platforms.md#win32

- 動作確認
http://localhost:40772/
http://localhost:40772/api/services/

・"channels.yml"を編集して"Mirakurun"サービスを再起動すると"services.json"が再構成される

・"channels.yml"内に記述する'channel'は、先に環境1でチャンネルスキャンし"ch2ファイル"で確認するのが手っ取り早い
　※Linux版とは異なり'BS15_0'や'CS8'といった値ではない

・tuners.ymlにて、MirakurunからBonRecTestへのコマンドを記述する
BonRecTest.exe --decoder B25Decoder.dll --driver ドライバー --output - --space <space> --channel <channel>

・"BonRecTest"へのコマンドは'--space <space>'を省略しない
　※頭空っぽでググってコピペったらスペース記述がないことに気付かず、うちの環境では"Mirakurun"経由でCSがスキャンできず悩んだ



[EPGStation]
https://github.com/l3tnun/EPGStation/blob/master/doc/windows-setup.md

- FFmpeg
https://www.ffmpeg.org/

- SQLite3
https://github.com/l3tnun/EPGStation/blob/master/doc/sqlite3-regexp.md

- 動作確認
http://localhost:8888/



[TVTest]
https://github.com/DBCTRADO/TVTest

- BonDriver_Mirakurun
https://github.com/Chinachu/BonDriver_Mirakurun



[Amatsukaze]
https://github.com/nekopanda/Amatsukaze/blob/master/README.md

- 録画終了後のバッチファイル
・"EPGStation"の録画終了後に"Amatsukaze"にキュー追加
・tsファイルをドラッグアンドドロップで"Amatsukaze"にキュー追加(複数ファイル可)
・エンコードしたmp4ファイルの出力先は元のtsファイルと同じ場所
・エンコード完了後、元のtsファイルは成功と失敗で振り分けられる(仕様)

sample.bat(文字コードはShift-JIS、2021/06/25修正)

@echo off
setlocal



rem *** AmatsukazeAddTask.exeのフルパス ***
set AATEXEC="C:\hoge\Amatsukaze\exe_files\AmatsukazeAddTask.exe"

rem *** Amatsukazeのルートパス ***
set AMAROOT="C:\hoge\Amatsukaze"

rem *** Amatsukazeサーバーのアドレスとポート ***
set HOST=localhost
set PORT=32768

rem *** プロフィール名 ***
set PROFILE=デフォルト



if "%RECPATH%" == "" goto loop

rem *** EPGSTATIONからのバッチ処理 ***
for %%f in ("%RECPATH%") do set OUTPUT=%%~dpf

%AATEXEC% -r %AMAROOT% -f "%RECPATH%" -ip "%HOST%" -p %PORT% -o "%OUTPUT:~0,-1%" -s "%PROFILE%" --priority 3 --no-move

exit

:loop
rem *** バッチファイルへの直接ドラッグアンドドロップでのバッチ処理 ***
if "%~1" == "" goto end
set OUTPUT=%~dp1

%AATEXEC% -r %AMAROOT% -f "%~1" -ip "%HOST%" -p %PORT% -o "%OUTPUT:~0,-1%" -s "%PROFILE%" --priority 3 --no-move

shift
goto loop

:end
exit

※Amatsukazeのエンコードオプション(H.264)

--avhw --codec avc --vbrhq 0 --vbr-quality 28 --lookahead 32 --gop-len auto --multipass 2pass-quarter --output-buf 32 --output-depth 10

※2021/06/24
typo修正

※2021/06/25
typo修正、バッチの動作確認

※2021/06/30
"Amatsukaze"のエンコ終了後の振り分けをしたくない場合、
・バッチファイルで元の階層にファイルを移動
・振り分け先のフォルダのアクセス権を奪った上で隠しフォルダにしとく
という2つの案を考えたけど、どちらも美しくない上に振り分けられる方が便利だったのでこのまま使うことに決定。

※2021/11/20
MirakurunがIPTVに対応していたことを知ってバージョンアップ。
IPTVクライアントを利用しての視聴は快適。
MirakurunのWeb UI画面右上の「Connection Guide」にて必要な設定項目を確認可能。
Cloud Stream IPTV Player（iPhone、iPad、Apple TV）にて動作確認。

※2021/12/21
Mirakurunをバージョンアップしたところ番組表データの外字の取り扱いが変更になったらしくEPGStationにて異常な番組名表示が散見。
いったんprograms.jsonを削除してから再起動しEPGデータを再取得することで正常な表示になったことを確認。

※2021/12/25
EPGStationをバージョンアップし、外字が括弧付き文字に変換されることを確認。
なお「git pull」した際にエラーが出てマージしろみたいなことを言われたが「package-lock.json」を削除し無事にpullできました。

タグ：Mirakurun EPGStation Amatsukaze BonRecTest