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Curaのトラブル [3Dプリンタ]

ここのとこ印刷をしてなかったので気付きませんでしたが、3Dプリンタでトラブルが発生しました。
「印刷の途中で一時停止しまくる」といったものです。

印刷までの手順として、
1. Fusion360でモデリング
2. Curaでスライス
3. Raspberry PiにインストールしたOctoprintに送って印刷
といった手順を踏んでます。

停止するとヘッドの動きが数秒間止まり、止まってる位置の造形が熱で溶けて崩れてしまいます。
Octoprintのターミナルを確認してみるとbusy連発。

Send: N5827 G1 X122.682 Y130.15 E228.17159*98
Recv: T:200.38 /200.00 B:26.08 /0.00 @:65 B@:0
Recv: echo:busy: processing
Recv: T:200.00 /200.00 B:25.97 /0.00 @:71 B@:0
Recv: echo:busy: processing
Recv: T:199.94 /200.00 B:26.05 /0.00 @:71 B@:0
Recv: echo:busy: processing
Recv: T:199.60 /200.00 B:25.99 /0.00 @:76 B@:0
Recv: echo:busy: processing
Recv: T:199.55 /200.00 B:26.08 /0.00 @:77 B@:0
Recv: echo:busy: processing
Recv: T:199.55 /200.00 B:25.97 /0.00 @:77 B@:0
Recv: echo:busy: processing

しかし、原因が不明。
microSD経由で印刷すると同じデータでも特に問題ないという不思議状態なので、Octoprintを含むRaspberry Pi側の問題だと決め込んでこの1週間調べてました。
が、これが罠でした。
結果的に原因はスライサーのCura。

Cura4.0では問題なく、Cura4.1で発生するようです。
https://github.com/Ultimaker/Cura/commit/ce9f3c9bcc79fdd596bd3c5ac87ce9ba7120a031#diff-be0cfced2c55852f4bce442bd971db52
上記GitHubに辿り着きようやく判明。
最大Z速度(Maximum Z Speed)の値が原因でした。
デフォルトでは0mm/sとなっていたところを250mm/sくらいにテキトーに増やしてみたら無事にプリント成功!!(ベッドから造形物を剥がすのに失敗して崩れちゃったのは秘密)

本来、この値が0ならプリンタ本体のデフォルト値を使うという設定なのですが、これがうまいこと働いてない感じ。
逆に速すぎる速度を設定してもどうせ本体の最大速度までしか出ないから問題ないっぽいです。
ふーん、変なの。



■今日の教訓
上記URLだと速度を増やすどころか光速(秒速299792458000mm)にしろとなっててワロタ

タグ:3Dプリンタ
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