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英語力 [駄話]

知人の間では、ぼくは英語が喋れるというキャラクターとして認知されています。
これは、たとえ大学卒であっても英語の語学力が付かない日本の教育制度の弊害です。
ぼくの英語力は「ある程度はコミュニケーションがとれる」というレベルです。
平均より優れている英語スキルは、
「恥知らずにも知らない言葉や言い回しを聞き直す能力がある」
「あんまビビらない」
くらいのものです。

英語が喋れない人からしたら「英語ペラペラ」と評価されてますが、英会話が堪能な人や海外の友人からは「おまえの英語テキトーすぎwwwもっと勉強しろwww」というレベルなのです。

カナダに引っ越した友人とスカイプで話していたところ、Assistant Professorの職に就いたと言われました。
おー、やっと助教授か!おめでと!

しかし、よく考えるとソイツは今までずっと大学で働いていたわけで「今まではなんだったんだ?」という疑問が湧きました。
ずっと博士号だったの?その割には随分とすごい研究して論文書きまくってたような。
あ、助教授ってのは学位ではないのか。助教授ってのは職だから博士号の助教授ってことか。
するとやっぱり今まではただの博士で大学職員扱い?10年以上大学にいなかった??
などと考えた結果、テキトーに「こんど日本に来たら飲みにいこー」と話題を逸らしました。
だってよく分からないんだもん。

しばらく他の友人の近況を聞いた後、誤解が判明しました。
「Assistant Professor」ではなく「Associate Professor」でした。
あ、ちがうのか。アシスタントじゃなくてアソシエイトか。
ふーん、何だそれ。聞いたことないぞ。
「associate」って「関連」か?関連教授?意味不明だぞ。
「associate member」で「副会員」だから、すると副教授?やっぱ助手じゃねーの?
あ、「副部長代理補佐」みたいな感じ?

よくよく聞いてみると、なんだかとても偉い職らしいです。
しかも終身雇用ですって。
マジ?そんな制度があんの?
どういう職だと思い、調べたところ「Associate Professor」で「准教授」とのこと。
あー・・・。
すっごいじゃん・・・。



つまり、単なる聞き間違いです。
ぼくの語学力ではこんなことザラにあります。
そして、こういうときに必要なスキルを知ってます。
「責任転嫁」です。


「そんな偉い職についたなら発音くらいちゃんとしろよ、てゆーかもっとゆっくり喋れ!おれの英語力を過信してんじゃねーぞ!」


友人からは「准教授になってから初めて怒られた」という感じのよく意味のわからないアメリカンジョークを返されました。
たぶんなにか定番的な言い回しなのだと思いますが、ぼくは知りません。

仕方ないので「Congratulations for now」と言っときました。応対あってるよね?



※今日の教訓
准教授のくせに「今度日本いったらウナギおごって」とか言うヤツを終身雇用してる大学を、ぼくは認めない


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