SSブログ

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が駄作だった(ネタバレ有り) [駄話]

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』を観てきました。
待ちに待ったファンタビ3です!
が、ただただ駄作でした。
ストーリーが圧倒的につまらない。

以下、ネタバレ含みます。

■受け入れられなかったポイント1
いきなりマッツ・ミケルセンが登場し、ポカーン。
好きな俳優さんだけどファンタビ出てたっけ?
新キャラかな、と思いきや実はグリンデルバルド役でした。
ジョニー・デップの代役なら、最初に誰かに「グリンデルバルド」と呼ばせて親切に紹介してくれないと観てる側は困ります。
でも雰囲気は世界観に合ってる感じでこの代役自体には好感。

■受け入れられなかったポイント2
続いて謎の動物(キリンという名のシカ)の出産シーン。
からの謎の敵の襲撃。
なぜ今ここでキリンが出産することが分かったのか?
敵はいきなり親キリンを殺したくらいだから赤ちゃんキリンが必要だってこと?
てか主人公はそもそも何故キリンの出産に立ち会いに来たの?
この辺りの説明がなく唐突にバトルが始まって「どういったシーンを見せられているのか不明」という状態でした。
水戸黄門でいきなりチャンバラシーンから見せられた感じ。
何より攫われた子キリンを救出しようという気は全くなく、双子の片割れを手に入れたことで満足げなのは魔法動物学者の主人公としてどうなのかと小一時間問い詰めたい。

■受け入れられなかったポイント3
サブタイトルにもあるダンブルドアの秘密は、大した内容でもない上にただセリフで語られるだけ。
映画なのに過去シーンを撮らないとは恐るべし・・・。

■受け入れられなかったポイント4
「グリンデルバルドは未来を見ることができる」とのことで対策(?)する主人公たち。
が、特に未来を見ているような描写はなく作戦は難なく成功。
グリンデルバルドって無能かよ。

■受け入れられなかったポイント5
メインキャラ以外の描写の薄さはびっくりです。
クイニーの心変わりの要因は描写されずなんかアッサリ再度寝返ってハッピーエンド。杖を使うシーン無し。
ユスフ・カーマは作戦通りにスパイとして敵地に潜り込むけどスパイらしい活動は無し。
「鉄壁の防御魔法の使い手」と紹介されたヒックス先生がそれっぽい防御魔法を使うシーンは無し。
テセウスは尺稼ぎのお姫様要員で活躍シーン無し。
まさかの登場で期待させたバンティは、思わせぶりに匂わせといて活躍シーンがなかったため誰でも読めたオチ担当。魔法を使うシーン無し。
期待のナギニは驚愕の今作登場無し。名前すら出て来ないという扱い。もうクリーデンスには興味ないっぽい。

ジェイコブがダンブルドアから意味深にプレゼントされたスネークウッドの杖も特に何も活躍しなかったな・・・。

■受け入れられなかったポイント6
本シリーズでウリなはずの魔法動物も大して出て来ず。
もっと活躍させてよ!
主人公による魔法動物雑学や紹介も無かったのはかなり寂しく感じました。

・キリン
 可愛いシカで最重要キャラだが親でなく赤ちゃんが必要だった理由が不明

・風船の鳥(仮称)
 敵にやられて倒れた主人公をどこかへ運んでタイトルコール。だけで出番終わり

・サソリ(仮称)
 子サソリは癒しキャラ。親サソリは尻尾しか映ってないが尻尾からビーム出して派手に活躍

・フェニックス
 ただ飛んでるだけな上にあまり燃えてる感じがなくて小さいし地味


魔法シーンは相変わらず面白くて楽しめます。
魔法バトルは少なくて短いけどカッコいい!
個人的にはヒックス先生の魔法シーンが印象的でした。
でも脚本があまりにひどい。
観客がもう分かってることを長々と描写され、ストーリーは途中で飽きました。
個性的で魅力的な登場人物の描写は当社比で8割カット。

この映画は「素材に胡座をかいた大胆な手抜き作品」と評価します。




※今日の教訓
連日批判的なことを書いてしまったので、次に観た映画がつまらなかったら日記に書くの我慢する

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。