とある大阪の人

誰とは言わないけど、こんなことを言う人に遭いました。

・吉本芸人が全国区になって日本のお笑いのレベルが上がった
・でもまだ大阪人ほどのレベルではない
・東京の人は笑いのセンスがない
・東京の人は冷たい
・こんなの大阪だったら◯◯◯◯だ
・東京風の料理の味付けは美味しくない

約2時間の食事の間、彼はこんな感じで頑張ってました。
場に5人いたうちぼくだけが彼と初対面。
彼がしゃべるたびに、愛想笑い→冷笑→失笑、と笑いが絶えない食事会でした。
他の3人も概ねぼくと同じ反応で、彼がトイレに行った隙に隅っこの席に追いやってました。

彼はとにかくお笑い（テレビやお笑い芸人）について熱く語ってました。
いやー、困った。
別に東京の笑いのセンスにプライドないから否定するつもりはないけど大阪代表ヅラしてる人の会話がつまらないから賛同もできないんですよ・・・。
他の参加者とも久々に会う感じだったのに、会話の内容がテレビのお笑い番組って・・・。
おれテレビ見ないから分からないけど・・・。
もし大阪の人同士がテレビの話で笑って盛り上がるのだとしたら、それは大阪の人の会話が面白いのではなくテレビ番組が面白かっただけでしょ・・・。
彼のコミュニケーション能力のレベルの低さについては早々に把握しました。

そして途中から「それ興味ないです」という意図をオブラートに包んで聞き流していた我々の優しさは通じてませんでした。
ハッキリ言ってあげたほうがいいのかな、と途中から自問自答してました。
「こんど大阪に旅行いく」とか「大阪はどうなの？」という会話の流れからなら大阪ネタも自然だと思います。
だけど「最近コーラの自販機ってさー」という会話から「大阪だと◯◯◯」って流れは頭おかしいです。
大阪にプライド持ってるのか知らないけど、とてもうざかったです。
北海道出身の人の大雪ネタの話から「大阪でも昔〜〜〜」と始まったときはうざいを超えてイラっと来ました。

料理についていちいち「大阪と味付けが違って舌に合わない」とグルメみたいなこと言ってたけど、大阪の食べ物で人に勧めたくなるくらいおいしいと思ったのはぶっちゃけ蓬莱の肉まんくらいです。
大阪風お好み焼きとかタコ焼きなんてどこで食べたって美味しいし。
二度漬け禁止ルールは味と関係ないでしょ・・・。
焼き鳥やオムレツのどこに関東風と関西風の差が生じるのかぼくには分かりませんでした。
そもそも博多料理のお店だったけどな。



■今日の教訓
身を呈してネタを提供するというすべり芸が彼の言う大阪の笑いだったのかもしれない