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アメリカのドラマ [駄話]

前にも書いたけどアメリカのドラマが好きです。
友人と好きなドラマについて話してて思いついたのでメモ。
テキトーにランキングにするとこんな感じ。

1位 『フリンジ』
演出、俳優の演技力、ストーリーが素晴らしすぎてハズレ回なし。登場人物が少ない分みんな個性的で魅力的で最高。ご都合主義な展開にこじつけを持たせるのが理系にはたまらない。大きな目標はあるが各回ごとに話が完結するため鑑賞しやすい。ウォルターみたいなジジイになりたい。

2位 『プリズンブレイク』
登場人物のキャラ描写は完璧。天才設定の主人公のスカスカな計画が見どころなのでこの設定には疑問。行き当たりばったりで意外性を演出する展開が多いけど、面白さはバツグン。ティーバッグは最高の悪役。兄貴は無実の罪で投獄された割に脱獄した後で殺しまくってるのは内緒。

3位 『LOST』
敵も含めて登場人物を見事に描いており群集劇としては最高。でも描ききってはいない。フラッシュバックのヒューマンドラマが本命で鑑賞しやすいがモヤモヤさせて引っ張るのもうまい。ただ本筋のストーリーにあまり意味はなく、脚本家が思い付いた急展開がスベりまくる。謎や伏線は多いけど考察するだけ無駄。サバイバル感の強い前半は傑作。迷走シナリオでもオススメできるのはアメリカンドラマらしくない真っ直ぐな主人公の魅力のおかげ。

4位 『ダークエンジェル』
電磁波テロ後の荒廃した近未来という世界観だけでハマれる。でも言うほど荒廃してない。マックスはどんな服装でもカワイイ。テーマは鬼ごっこ。911により唐突な打ち切りエンドなのが残念な傑作。

5位 『アンダー・ザ・ドーム』
どう見てもブスなのに作品中では美人扱いな女性キャラが複数登場し乗れない。一番の美人さんは第1シーズンで退場という残念さ。女性キャラのキャスティング以外に不満はない。致命的に美女成分が足りてない。
ストーリーは面白いのでオススメ。


友人に『24』や『ウォーキング・デッド』はどうかと聞かれますが、あまり好きではありません。



24
キャラの使い捨てとワンパターンな展開と、24時間設定どこいった、という感想。娘が退場してからはほぼ観てません。ジャックが怒って鉄砲撃ってアメリカを救う話、以上。見どころはジャックの痛快な拷問シーン。

ウォーキング・デッド
当初のゾンビサバイバルな世界観は崩壊してバイオハザード無双。ゾンビが都合よく登場するのは演出として我慢するが、死後ゾンビ化するまでの時間設定などガバガバ。最初の頃のゾンビは走って追いかけてきてた事は忘れない。軍隊をも壊滅させたゾンビが音を立てれば万単位でもピクミンのごとく誘導楽勝になったあたりで、脚本家がゾンビ設定を持て余していると気付いた。序盤では貴重だったガソリンや自動車、弾薬といった資源は途中から無尽蔵になり、困難で絶望的だったはずの道のりが他のコミューンが登場した途端に子供でもピクニック気分で往来できるようになる。敵勢力とはご近所さん状態で世界観は狭い。制作イチ推しの悪役(ルー大柴似)は、数百人の手下と捕虜を暴力と恐怖で支配して略奪ヒャッハーだけで養ってる等、無理設定の極み。しかも登場するとシーンが無駄に長くて辟易とさせられる。リアリティーのあるサバイバル感や切ないヒューマンドラマは序盤だけ。アメリカ製ドラマらしく気軽に手軽になんでも爆発させる大味な演出が多い。テーマが迷走している上にストーリー進行の緩急の付け方が悪く、やたらとダラダラしてから一気に展開するためドキドキでなくイライラの方が圧倒的に多い。各シーズン5話ずつくらいで十分なとこをアイデアが思いつかなくて再配置とキャラ変と回跨ぎを繰り返して薄く引き伸ばしており、シーズン7、8に至っては合わせて5話くらいあれば十分な内容。爆発シーンだけでなく歌とかスローとかリピートでも尺稼ぎが目立つ。視聴者が選ぶ最低のシーンであろう処刑の演出も、よくよく考えたらターミナス編で使った演出の再利用。
シーズンが進むごとに死んだ人以上の新キャラが増えるがキャラ被りが多い。片腕、片足、隻眼あたりは複数登場してもはや個性にならない。同性愛キャラは多数登場。得意武器で個性を出すというゲーム仕様だが集団戦は結局銃。殺す→殺さないと考え方がコロコロ変わる覚醒演出ばかりなのも理解不能で魅力的なキャラが少ない。悩み抜いて覚悟を決めてもやっぱりすぐフラフラするガラスメンタルは全員に標準装備。キャラが悩む話がやたら長くしつこく、ようやく覚悟を決めたと思ったらダイジェスト状態、そしてすぐまた悩み出すというのを繰り返すのがカタルシスを得られないポイント。バカで勝手で軽率な行動で仲間に迷惑をかけるというのも基本仕様で、キャラを変えて順番に延々と繰り返されデジャヴ感満載。信念や覚悟のないヤツばかりで感情移入はできない。心理や個性の描写は致命的に下手。なので「あー、今回はこいつの番なのね、はいはい」とニュータイプになったかのように先の展開を読める。群集劇としてはLOSTと比べて軽く数十段階劣るどころか崩壊している。全キャラを追いきれず「そういやアイツどこいった」とか「え、もう着いたのかよ」となることが頻発。
シーズン3くらいまでならとても面白かっただけに急激な方向転換と失速がとても残念。もう夢オチの打ち切りエンドになっても評価は下がらないくらい他人にオススメできる作品ではない。慣れてくると「あ、このシーンは早送りして大丈夫だ」と分かってくるため短い時間で鑑賞できる点だけがいいところ。



追記
ブレイキングバッド入れるの忘れてた。傑作。オススメランキング1位か2位ですわ。
語句修正

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ゼロコーラ

ウォーキングデッドわらた
by ゼロコーラ (2018-09-05 11:58) 

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