このところクラウドファンディングはあまり利用しなくなった [クラウドファンディング]
Kickstarterでいろいろと学んだため、最近は積極的にクラウドファンディングを利用することは減りました。
■海外のサービス(Kickstarter等)
自分はKickstarterのSuperbacker(いろんな案件に投資した会員)です。
これまでに学んだ最も重要なことは「約束事は基本的に守られない」ということです。
自分が投資したKickstarterでの31案件のうち、当初の予定通りに発送されたのは7件だけです。
半年以内の遅れが6件。(日本はだいたい後回しにされる)
半年～1年の遅れが7件。
1年以上の遅れが4件。(うち1件はお礼の手紙とシールだけなのに1年以上来なかった)
1年以上経っても受け取っていないのが6件。
まだ発送予定前なのが1件。
こんな有様です。
Kickstarter以外での投資を併せても同じような傾向です。
投資対象のジャンルにも寄るとは思いますが、基本的に予定は遅れに遅れまくります。
遅れても安心できるきちんとした状況報告があった案件は3件だけでした。
他は「納期が遅れる」というだけの報告があってからしばらくして忘れた頃にいきなり届いた感じです。そもそも発送メールは半分以上の案件で送られてません。
納期が遅れる場合は直前になって同じ言い訳を繰り返すばかりで肝心の「どれくらい遅れるか」は明かされないことが多いです。また再予定が示される場合も「○ヶ月遅れる」とだけで詳細な理由や計画はありません。でもどうせそこから更に遅れるので、たいたい意味がないということも学びました。
また、途中で予算を使い切ってしまったのか、いきなり仕様が変わることも多々あります。遅れの言い訳としてもよく使われる手法です。
デザイン変更くらいならともかく素材が変わったこともあります。チタン製のパーツに惹かれて投資したのにアルミ製に変わったときは愕然としました。
中には「中途半端な未完成状態だけど欲しいなら送るよ」とか言ってくるヤツまでいます。(しかも複数の案件で遭遇したことがあります)
予定納期が遅れること自体は織り込み済みです。そのリスクは承知の上で投資をしています。
当初の仕様が変わることも仕方ないといえば仕方ありません。
しかし、
「納期が更に○ヶ月遅れる」
「経過を毎週報告する」
「来月には状況を説明する」
と自らが発信した約束が守られないのは我慢なりません。
音信不通になって掲示板での質問すら放置される案件が多すぎます。
中国、台湾、シンガポール、アメリカ、スイス、オランダ、オーストリア、どこでも同じです。
報告なんて面倒なことしないのは国際ビジネスでは一般的な慣習なのかもしれないです。
自分のビジネス感覚とはかけ離れすぎており、さすがにこの状況ではリスクが高すぎると感じているため、Kickstarterを始め海外のクラウドファンディングではほとんど新たな投資はしていません。
信頼できる案件かどうかを見極めるコツとしては、
・会社の所在地をGoogle Mapsで確認
・オフィスや工場、作業場の雰囲気(写真や動画)
・担当者(基本的には社長)が説明する動画や活発なSNS
・プロトタイプの詳細な説明(修正点アピールや利用方法など)
・発送までの詳細な計画
・これまでの実績
が重要なポイントです。
商品紹介のカッコよく編集された動画に魅了されて勢いで投資してしまい、後から調べたら上記いずれも不明だったという場合、自分の実績では100%ヤバイです。(まぁ自分が悪い)
多少の遅れくらいで受け取った案件では上記のほとんどはクリアされています。(個人法人問わず)
要は「アイデア」に投資しているんじゃなくて「アイデアを出した人」に投資しているのだと忘れないことが重要です。
■国内のサービス(Makuake等)
お店のオープンや飲食物の新商品といった案件をメインによく投資してます。
製品については「代理店による海外製品(だいたい中国)の国内先行予約(もしくは売り逃げ)」がやたら目に付くのであまり投資してません。
ていうか、決して新製品や新開発ではなく海外のサイトではもっと安く販売されている既成品が正体であることがほとんどで、レビューを調べても低評価がやたら多いため避けています。
Amazonでもっと安価で売られてたりもします。
ただの転売ビジネスは投資とは違うのできっちり審査して欲しいです。
Kickstarterとの大きな違いは、納期が大幅に遅れた試しはこれまでに一度もありません。
発送までの経過報告も十分で安心できます。
9割以上の案件で予定通りに受け取れてます。
自分では投資してない製品への投資案件を調べてみたところ、結局のところ既成品なので予定通りに受け取れていることがほとんどで大幅に遅延した案件は見つかりませんでした。
■今年の個人的ヒット
自動ゴミ箱_ZitA
https://www.makuake.com/project/zita53/
センサーで開くゴミ箱です。フタが左右に開くだけといえばそれだけですが、開いたフタ分のスペースを必要としません。
使ってみるととても快適。
機能も発想もシンプルだけどよく練られてて大満足。
■海外のサービス(Kickstarter等)
自分はKickstarterのSuperbacker(いろんな案件に投資した会員)です。
これまでに学んだ最も重要なことは「約束事は基本的に守られない」ということです。
自分が投資したKickstarterでの31案件のうち、当初の予定通りに発送されたのは7件だけです。
半年以内の遅れが6件。(日本はだいたい後回しにされる)
半年～1年の遅れが7件。
1年以上の遅れが4件。(うち1件はお礼の手紙とシールだけなのに1年以上来なかった)
1年以上経っても受け取っていないのが6件。
まだ発送予定前なのが1件。
こんな有様です。
Kickstarter以外での投資を併せても同じような傾向です。
投資対象のジャンルにも寄るとは思いますが、基本的に予定は遅れに遅れまくります。
遅れても安心できるきちんとした状況報告があった案件は3件だけでした。
他は「納期が遅れる」というだけの報告があってからしばらくして忘れた頃にいきなり届いた感じです。そもそも発送メールは半分以上の案件で送られてません。
納期が遅れる場合は直前になって同じ言い訳を繰り返すばかりで肝心の「どれくらい遅れるか」は明かされないことが多いです。また再予定が示される場合も「○ヶ月遅れる」とだけで詳細な理由や計画はありません。でもどうせそこから更に遅れるので、たいたい意味がないということも学びました。
また、途中で予算を使い切ってしまったのか、いきなり仕様が変わることも多々あります。遅れの言い訳としてもよく使われる手法です。
デザイン変更くらいならともかく素材が変わったこともあります。チタン製のパーツに惹かれて投資したのにアルミ製に変わったときは愕然としました。
中には「中途半端な未完成状態だけど欲しいなら送るよ」とか言ってくるヤツまでいます。(しかも複数の案件で遭遇したことがあります)
予定納期が遅れること自体は織り込み済みです。そのリスクは承知の上で投資をしています。
当初の仕様が変わることも仕方ないといえば仕方ありません。
しかし、
「納期が更に○ヶ月遅れる」
「経過を毎週報告する」
「来月には状況を説明する」
と自らが発信した約束が守られないのは我慢なりません。
音信不通になって掲示板での質問すら放置される案件が多すぎます。
中国、台湾、シンガポール、アメリカ、スイス、オランダ、オーストリア、どこでも同じです。
報告なんて面倒なことしないのは国際ビジネスでは一般的な慣習なのかもしれないです。
自分のビジネス感覚とはかけ離れすぎており、さすがにこの状況ではリスクが高すぎると感じているため、Kickstarterを始め海外のクラウドファンディングではほとんど新たな投資はしていません。
信頼できる案件かどうかを見極めるコツとしては、
・会社の所在地をGoogle Mapsで確認
・オフィスや工場、作業場の雰囲気(写真や動画)
・担当者(基本的には社長)が説明する動画や活発なSNS
・プロトタイプの詳細な説明(修正点アピールや利用方法など)
・発送までの詳細な計画
・これまでの実績
が重要なポイントです。
商品紹介のカッコよく編集された動画に魅了されて勢いで投資してしまい、後から調べたら上記いずれも不明だったという場合、自分の実績では100%ヤバイです。(まぁ自分が悪い)
多少の遅れくらいで受け取った案件では上記のほとんどはクリアされています。(個人法人問わず)
要は「アイデア」に投資しているんじゃなくて「アイデアを出した人」に投資しているのだと忘れないことが重要です。
■国内のサービス(Makuake等)
お店のオープンや飲食物の新商品といった案件をメインによく投資してます。
製品については「代理店による海外製品(だいたい中国)の国内先行予約(もしくは売り逃げ)」がやたら目に付くのであまり投資してません。
ていうか、決して新製品や新開発ではなく海外のサイトではもっと安く販売されている既成品が正体であることがほとんどで、レビューを調べても低評価がやたら多いため避けています。
Amazonでもっと安価で売られてたりもします。
ただの転売ビジネスは投資とは違うのできっちり審査して欲しいです。
Kickstarterとの大きな違いは、納期が大幅に遅れた試しはこれまでに一度もありません。
発送までの経過報告も十分で安心できます。
9割以上の案件で予定通りに受け取れてます。
自分では投資してない製品への投資案件を調べてみたところ、結局のところ既成品なので予定通りに受け取れていることがほとんどで大幅に遅延した案件は見つかりませんでした。
■今年の個人的ヒット
自動ゴミ箱_ZitA
https://www.makuake.com/project/zita53/
センサーで開くゴミ箱です。フタが左右に開くだけといえばそれだけですが、開いたフタ分のスペースを必要としません。
使ってみるととても快適。
機能も発想もシンプルだけどよく練られてて大満足。
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