若い人に伝えたいこと？

友人と飲みながら話していると「今時の若い人に言いたい」みたいな流れになりました。
新社会人、これから社会人になる人、くらいの人向けへの提言みたいな感じです。

友人はナニカすごくいいっぽいことを言っていたけど、既に立派なおっさんのぼくには響きませんでした。
そして、ぼくが若かった頃に聞いてもおそらく響かない言葉でした。
いやいや無理だって。
ただのおっさんの言葉なんて若者には通じないんだよ。
だって、今のぼくどころか、かつてのぼくがそうだったもの。

言葉ってのは「何」を言っているかではなく、「誰」が言ってるかの方が重要なケースが多いんだってば。
自分が若かった時のことを考えてみなよ。
しがないおっさんの言葉なんて聞いたか？
人生や社会経験を経て教訓的なことを言いたくなる気持ちも分かるけど、教訓っていうのは何かを克服して、しかもそれを認めてくれる対象にしか通用しないんだよ。
おっさんにもなってなんでそれを理解できないのかね？

つまり、若い人へのアドバイスなんて「おっさんの言うことなんて話半分に聞いとけばいいよ」ってくらいさ。
人生においては「知識」も大切だけど、普通は「経験」が必要なケースの方が多いんです。

人から得た知識が役立つこともあるかもしれないけど、自力でどうにか切り抜けられる可能性だってあるし、もっといいアイデアを出せるかもしれないよ？
相手が自分より劣っているという前提で話すことは自分では気付きにくいかもしれないけど、ただの勘違いでしかないんだよ。

おっさんの話なんて「自分で解決できない困難に出会ったときの参考程度」に聞いとけばいいのさ。
だって、おっさんの言うことなんてテキトーなことをただソレっぽく言い回してるだけだから。



※今日の教訓
こんなにも為になる話を今度6歳になる友人の息子に伝えたところ「ローソンでアイス買ってー」との反応でした
アイツはいいおっさんになる素質があるな